「(新築ワンルーム(1K)マンション 購入価格2000万円・売却予定価格1500万円)500万円の損になるので売却しない方が良いのでしょうか。」

≪回答≫

⇒『×』

≪解説≫

成否を判断するには、入口(購入)から出口(売却)までの全期間を通してになります。

根本的にご質問の不動産投資の成否を判断するポイントと考え方が違うと言えます。

但し、現金での購入であれば、『△』になります。

不動産投資の現金収支(CF)については、次の通り大きく3つのタイミングに分かれます。

       購入時:初期費用(ご購入時の自己資金(手付金・諸費用等)

+)運営中:運営中の節税を含む現金収支(税引後現金収支(ATCF))

+)売却時:売却価格-借入金残額-仲介手数料など(-売却益がある場合、税金)

=)合 計:¥(このトータルが不動産投資の全期間の現金収支になります)―

例えば、上記計算式の借入金残額が1000万円と1800万円では大きく結果が異なってくるでしょう。

従って、上記計算式の様々な要因が関係しますので、ご質問に対して「一概に回答はできない。」というのが正式な回答になります。

1年後の10万円と10年後の10万円はDCF法により価値が異なります。

『上記計算の結果がプラスであれば投資として成功』と単純なものではありません。

リスクと比例したメリットを享受できたのかをIRR(内部収益率)やMIRR(修正内部収益率)による見極めが必要があるからです。

最後まで、お読みいただき誠にありがとうございました。
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