セールストークの真実– category –
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セールストークの真実
「(固定資産税を含めず)毎月1,000円位プラスです。」
≪回答≫ ⇒『×』 ≪解説≫ 固定資産税・都市計画税、賃貸管理費、管理費・修繕積立金などの運営費・借入返済・税金を含めて不動産投資になります。それらを含めない収支計算は意味がありません。 賃料収入を得るために運営費が必要になります。両輪を成すもの... -
セールストークの真実
「支出が伴わない減価償却による節税が不動産投資のメリットです。」
≪回答≫ ⇒『△』 ≪解説≫ 運営中はメリットがありますが、売却時に譲渡益があれば譲渡所得に所得税・住民税が課税されます。つまり、運営中は減価償却により税額が下がりますが、売却時は減価償却により税額が上がります。 《新築分譲1Kマンション:購入価... -
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「これだけの金額が副収入となります。」
≪回答≫ ⇒『△』 ≪解説≫ その不動産からの収入により空室期間、修繕積立金増額(修繕費)、金利上昇等に耐えうるものか、また、賃料下落を想定した場合も併せて確認ください。 他にも確認事項は多々あります。 ・それは1,2年目ではないでしょうか。 ・税... -
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「マンションのローンを支払い終えれば、都心の価値ある土地が手に入ります。」
≪回答≫ ⇒「△」 ≪解説≫ 以下3項目を勘案すると、「そっか!」と心揺らいではいけません。 ・土地は共有の為に制限有り ・更地になって純然たる土地としての評価 ・建物解体には費用と組合員(区分所有者)の合意が必要 今回は上記が全てであり、説明が不要... -
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「(本業の所得税・住民税)節税ができます。」
≪回答≫ ⇒『✕』 ≪解説≫ 理論上、不動産投資に関する支出以上に節税は出来ません。 しかし、会計上では非現金支出である減価償却費が経費計上できます。 これが所得税・住民税の節税の肝となります。 計算すれば分かるのですが、 原則、この節税での不動産運... -
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「毎月 管理費6,500円・修繕積立金1,700円になります。」
≪回答≫ ⇒『×』 ≪解説≫ 修繕積立金について増額がされます。一般的に段階増額積立方式が採用されています。 先ず、修繕積立金とは、分譲マンションで建物の共用部分を維持・修繕するために定期的に行われる大規模修繕工事等に必要な資金になります。新築分... -
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「当社管理住戸の入居率は98%です。」
≪回答≫ ⇒『△』 ≪解説≫ 時点ベースか、稼動ベースかによって意味が異なります。 時点ベース・・・100室の管理住戸の内、現時点において2室の空室 (100-2)/100=98%稼動ベース・・・100室の管理住戸の内、年間に8室の空室(空室期間3ヶ月) (100×12ヶ月... -
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「値上がりする可能性があります。」
≪回答≫ ⇒『△』 ≪解説≫ 「値上がりする可能性がなきにしもあらずです。」 「値上がりする可能性が0%ではありません。」 の方が的確な表現と考えます キャピタルゲイン(売買差益)に重きを置くことは自分ではコントロール出来ない外的要因にて成立する... -
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「数千円の支払いで新築1K(ワンルーム))マンションが購入出来ます。」
≪回答≫ ⇒『✕』 ≪解説≫ 計算に全支出が含まれていません。 支出項目として、 不動産取得税、固定資産税・都市計画税、管理費・修繕積立金、賃貸に関する諸費用(賃貸管理費・広告費・原状回復工事費・設備交換費用など があります。 後、修繕積立金増額、賃... -
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「収入として、こちらの賃料が入ってきます。」
≪回答≫ ⇒『△』 ≪解説≫ その賃料は適正ではないかもしれません。 賃料を高くすると、それに比例して収益物件として価格が高くなります。 つまり、販売側(売主側)としては利益が増えます。 例えば、それが新築物件であれば、新築プレミアムでの賃料である...
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